トリナ・ソーラー 欧州最大の水上メガソーラーに17MWのPVモジュールを供給
2018.10.31

太陽光エネルギーのトータルソリューションを提供する世界有数の企業Trina Solar Limited(以下「トリナ・ソーラー」または同社)は30日、欧州最大の水上メガソーラー(太陽光発電所)に17MWのPVモジュールをこのほど供給したことをお知らせします。

「O'MEGA 1」PVプロジェクトは、フランスの大手独立系の再生可能エネルギーによる発電事業者Akuo Energy社がフランスのエネルギー規制委員会(CRE)による太陽光発電プロジェクトの入札「CRE4」の第一期の特定の制約の下、トリナ・ソーラーの二酸化炭素排出量を低減したモジュール使用で申請し、落札した開発中の太陽光発電所です。仏ヴォクリューズ県ピオランにあるこの太陽光発電所は、稼働が開始されれば、470世帯以上の消費電力を賄うことのできる100%再生可能エネルギーを生産します。発電所の敷地面積は17ヘクタール超で、年間約1万1100トンのCO2排出量を削減します。

「O'MEGA 1」には、トリナ・ソーラーの二酸化炭素排出量削減モデルの両面ガラスPERC単結晶モジュールTSM-DEG14.20(II)、4万6000枚以上が供給されました。この両面ガラスモジュールDUOMAX M Plusは、メガソーラー級の太陽光発電所に高出力を提供いたします。業界をリードする1500V UL/IEC定格のDUOMAX M Plusの最高クラスの変換効率および高出力密度は、厳しい環境条件においても最大の発電を保証します。高品質のソーラーガラスと両面からガラスでセルを封止することにより耐久性にすぐれた両面ガラス構造は、耐用期間にわたって太陽電池セルを高湿度から保護し、PID現象によるエネルギーロスを防ぎます。

 

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写真:仏ピオランにある欧州最大の水上メガソーラー (ソース:Akuo Energy)

 

Akuo Energyの社長兼共同創設者であるエリック・スコット氏は「O'MEGA 1はAkuo Energyにとって複数の『初』を意味します。すなわち、当社にとってフランス初の水上設置太陽光発電所であり、水上メガソーラーへの資金は、当社グループで初めて、広く個人や一般銀行による融資を募りました。この公益事業を通じ、当社はエネルギー転換においてグローバル・プレーヤーとしての役割を果たし、このプラントが今後の模範となるよう期待しています。プロジェクトを模範的かつ刺激的なものにしたこれらすべての関係者と手を組むことができ大変誇りに思います」と述べました。

トリナ・ソーラーのモジュールビジネスユニットの責任者であるゴンサロ・デ・ラ・ビィーニャ氏は「欧州最大の水上設置太陽光発電システムのために当社がAkuoに選ばれたことは光栄です。フランスの入札公募CRE4.1の特定の制約の下で開発されたこのプロジェクトは競争力のある専門的かつ経済的なソリューションを利用しており、これは当社の低CO2型の両面ガラス単結晶PERCモジュールを基にシエル・テール社(Ciel et Terre)のフロート構造を組み合わせたものです。われわれはこのプロジェクトがフランスおよび欧州全体の浮体式PVプロジェクトのさらなる発展への扉を開くと信じています」と述べました。

 

■トリナ・ソーラーについて

トリナ・ソーラーは、太陽光エネルギーのトータルソリューションの世界有数のプロバイダーです。1997年の創立以来100以上の国と地域に事業を展開しています。
当社は、太陽電池モジュール、蓄電システム、スマートPVシステムおよびスマートO&Mの開発と共に、プロジェクト開発、資金調達、設計、施工、建設、O&Mなどのための独自のシステム統合ソリューションをお客様に提供しています。2017年末までに、世界中で30GW以上の太陽光発電モジュールを出荷し、2GWのソーラープロジェクトを世界中の送電網に接続しました。
トリナ・ソーラーは、2018年にエネルギーのIoT(モノのインターネット)ブランド”Trina IoT”を立ち上げ、この分野のグローバルリーダーになるべく全力で取り組んでいます。詳細については、www.trinasolar.comをご覧ください。

 

【本件に関するお問合せ】
トリナ・ソーラー・ジャパン株式会社 プレス担当:春日(マーケティング)
TEL.03-3437-7000(受付時間:月~金 ※祝日を除く 9:00~18:00)