薄膜シリコン太陽電池(はくまくシリコンたいようでんち)

シリコンや化合物などの原材料をモジュール基盤(ガラスなど)の上に付着させ、薄い膜として形成した太陽電池。 結晶シリコン太陽電池と比べ、原料のシリコンも少なくて済み、製造コストを低く抑えることができます。また柔軟性をもたせることも可能です。一方で、結晶シリコン太陽電池に比べて、変換効率は低くなっています。

バスバー

太陽電池セルで作られた電気を流す電極のこと。セルの表面に配線されているため、この本数が多ければ電気抵抗が少なくなり効率が高まる一方、多すぎると受光部が減り、発電量を低下させてしまいます。 逆に少なすぎると、セル内での電子の移動距離が長くなるため、セル内の電気抵抗が増えてしまう場合があります。トリナ・ソーラーのセルには5本(5バスバー)または9本(マルチバスバー) のバスバーが配線されています。

バックコンタクト方式

太陽電池では、光がバスバー電極に当たると、その分電流が遮られるため発電量が落ちてしまいます。その対応策として、セルの裏面にバスバー電極を配置し、セルの表面全体を受光部として使えるようにしたのがバックコンタクトセル方式です。モジュールの表面から太陽の光をさえぎる電極をなくすことで、光の当る面積を大きくし、たくさんの光を吸収できます。

バーチャルパワープラント

バーチャルパワープラント(VPP、仮想発電所)とは、点在する小規模な発電所や蓄電池などの電源を最新のIoT技術を駆使して一括制御し、あたかも一つの大規模発電所のように機能させることです。小規模の発電施設を効率的に利用できるため、大規模な発電所への投資が不要で経済的です。また、大規模発電所に全面依存するわけではないため発電所の事故や不具合によるリスクを最小限に抑えることもできます。

発電側課金(発電側基本料金)

発電側課金(発電側基本料金)とは、送配電網の維持、運用に係る費用の一部を系統利用者である発電側の事業者に課金する仕組みで、2023年度の導入を目指して制度設計中の段階です。現行制度上、当該費用は、託送料金として小売電気事業者が電気料金として需要家より回収しています。需要の減少や再エネが普及する中、現在の託送料金制度では、送配電網などの投資にかかる固定費の回収不足が発生する可能性があり、電力の安定供給に必要な送配電網の維持、運用に支障をきたす恐れが発生しています。将来にわたって安定的に送配電関連設備を維持・運用していくため、発電側にも一部の負担を求めることが議論されています。関連記事はこちらから。

発電効率

セルやモジュールに照射された太陽光エネルギーのうち、何%を電気エネルギーに変換することができるかを表す指標です。値が高ければ高いほど、より効率的、効果的に発電をすることができます。しばしば「変換効率」と同義で使われます。

ハーフカットセル技術

「ハーフカットセル」は「ハーフセル」とも呼ばれます。従来のセルを半分にカットし、セルストリングスを分割し並列に接続する配線技術の採用により、発電ロスの低減やモジュール全体の発電効率の向上、発電量の増加などの効果が得られます。 こちらのページもご参照ください。