両面ガラスモジュールの魅力(3)
- 19/08/30
- トリナ・ソーラー・ジャパン ニュース,個人のお客様・施工店様お役立ち情報,太陽光発電関連ニュース・市場動向,環境に対する取組み,トリナ・ソーラーの事例・取組み紹介
表面裏面ともにガラスで覆われた両面ガラスモジュールは、一般に、高い耐久性が特徴とされる。トリナ・ソーラーでは、耐マイクロクラック(微小な割れ)性能に優れた2層の倍強度ガラス構造を採用することで、さらに耐久性を高めている。紫外線の影響や腐食の低減を可能にする設計によって、経年劣化も最小限に抑えられる。さらに、発電量の低下や火災の原因につながるホットスポットの発生を抑制し、モジュールの損傷リスクを低減している。業界でいち早く両面ガラスモジュールの量産を開始したトリナ・ソーラーは、2018年末時点で世界において3GW近くの出荷実績を持つ。この実績は、トリナ製品に寄せられた高い信頼の表われといえるだろう。
トリナ・ソーラーでは、多結晶、単結晶それぞれに60セル(120ハーフセル)タイプと72セル(144ハーフセル)タイプの両面ガラスモジュールをラインナップする※1 。いずれも優れた耐久性を有し、通常のモジュールよりも長く、1年ごとの出力低下率も少ない。このことは売電収益に直結し、初期投資の早期回収にも結びつく。
長期信頼性への自信は、製品の保証内容にも表れている。それがもっともよく分かるのは、リニア出力保証だろう。業界の標準はもちろん、トリナ・ソーラーの標準も超えたものとなっている。年を経るごとに、その差が拡がるよう設計されており、単結晶・多結晶ともに、25年目には標準より4.8%も多い出力が保証される。※2しかも、保証期間は通常より5年長い「30年間」だ。この違いは、生涯発電量の大きな差となり、太陽光発電所の収益性を引き上げるものとなる。
耐久性に優れ、出力低下の少ない、長期にわたって信頼できるパネルとして、トリナ・ソーラーの両面ガラスモジュールは、いま様々な用途に活躍の場を広げている。
これまでのブログでも触れたように、耐候性・耐火性にも秀でており、塩害や酸・アルカリの影響も受けにくいので、水上設置やソーラーシェアリングにも有効だ。工場や商業施設の屋根、BIPV(建材一体型太陽光モジュール)にも安心して設置することができる。
2019年の春からは、ハーフカットセル、MBB、PERCといった最新の設計・技術を採用し、これまで以上の高効率と高出力によってkW単価の低減に成功。メガソーラー規模の集中型や分散型、BIPVなどでの採用がますます増えていくことが予想される。
※1 : 2021年末現在の両面ガラスモジュールのラインナップについては、こちらをご覧ください。
※2 : 2021年末現在の製品の出力保証については、こちらのページをご覧ください。
2017年8月に稼働を開始したドバイの「サスティナブルシティ」発電所。
優れた耐久性や高耐候性が評価され、トリナ・ソーラーのフレームレス両面ガラスモジュール・DUOMAXが採用されている。
これからの時代は太陽電池パネル選定が今まで以上に重要になってきます。グローバルのトップ企業トリナ・ソーラーの高品質で高パフォーマンスの製品の中から最適なパネルをお選びください。