ZEH(ゼッチ)

Zero Energy House(ゼロ・エネルギー・ハウス)の略。太陽光発電システムなどによって家庭で作り出されるエネルギー量が、家庭で消費される一次エネルギー消費量(空調、給湯、照明、換気)を上回り、住宅の年間のエネルギー消費量を正味おおむねゼロにする住宅のこと。断熱性、省エネ、創エネを兼ね備えた次世代型住宅です。 戸建て住宅について、住宅を建てる場所のほか、一次エネルギー消費量削減率など満たしている基準によって、ZEH oriented(ゼッチ・オリエンティド)、Nearly ZEH(ニアリー・ゼッチ)、ZEH(ゼッチ)、Nearly ZEH+(ニアリー・ゼッチ・プラス)、ZEH+(ゼッチ・プラス)という5タイプに分かれます。マンションについても、ZEH-M(ゼッチ・エム)、Nearly ZEH-M(ニアリー・ゼッチ・エム)、ZEH-M Ready(ゼッチ・エム・レディー)、ZEH-M Oriented(ゼッチ・エム・オリエンティド)という4タイプに別れ、それぞれに応じた補助金を申請することができます。

ZEH Oriented (ゼッチ・オリエンテッド)

ZEH Oriented (ゼロ・エネルギー・ハウス指向型住宅)とは、『ZEH(ゼッチ)』を指向した先進的な住宅として、外皮の高断熱化及び高効率な省エネルギー設備を備えた住宅のことで、対象は都市部狭小地の二階建以上及び多雪地域に限られます。ZEH Orientedでは、ZEH基準を超える断熱性・省エネ性を備えていれば、太陽光発電を導入できなくても、ZEHとして認定されます。 補助金額はZEHと同様です。

ZEH Plus(ゼッチ・プラス)

Zero Energy House (ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に比べ、さらなる 省エネを実現し、設備のより効率的な運用などを備えた住宅のこと。 太陽光発電の自家消費率を引き上げ、 FITからの自立を目指すのが目的です。ZEHの定義を満たしたうえで、更なる省エネルギー(省エネ基準から25%以上の一次エネルギー消費量削減)を実現し、かつ、「外皮性能の更なる強化」「高度エネルギーマネジメント」「電気自動車を活用した自家消費の拡大措置(EV等連携)」の3要素のうち2要素以上の採用が必要となります。ZEHに比べ、より多くの補助金を受けることができます。

再生可能エネルギー

太陽光、水力、風力、バイオマス、地熱など、自然由来で環境負荷が小さく、一度利用しても比較的短期間に再生が可能で枯渇することのないエネルギーの総称。 現在の日本の主要エネルギー源で枯渇性資源である石油や石炭などの化石燃料に代わるクリーン・エネルギーとして、その普及が促進されています。

出力抑制

規定の条件下で電力会社が発電事業者に対し、発電設備からの出力を停止または抑制を要請する制度のことです。電気は 刻々と変動する電力消費量に合わせて供給する電力量を常に一致させ続けて需給バランスを保つ必要があります。需給バランスが崩れると、周波数が保てなくなり、大規模停電をひきおこしてしまうこともありえます。そのため、需要以上に発電量が多くなった場合に、出力抑制が行われます。 現在は、東京電力、関西電力、東海電力以外の電力会社は出力抑制の対象で、出力制御対応機器の設置が必要です。機器設置義務ありの地域には、設置なしの地域に比べ、高い固定買取価格(FIT価格)が設定されています。

省エネ

「省エネルギー」の略称。エアコン、お風呂や冷蔵庫の温度設定、電気の使い方の改善・工夫、グリーンカーテンや断熱材の利用による室温調整などにより、エネルギー消費の無駄を省き、消費エネルギーを抑えても同じ成果が出せるようにするという考え方。「創エネ」「蓄エネ」と組み合わせたZEH(ゼッチ)やZEB(ゼブ)の実現が求められています。

リースモデル(太陽光発電)

太陽光発電システムを無料設置することができる仕組みの一つ。リース事業者が需要家の敷地内に太陽光発電システムを設置し、その維持管理を行う代わりに、需要家がリース事業者に対して月々のリース料金を支払う仕組みです。発電した電気はすべて需要家のものになり、需要家は自家消費をして余った電力を電力会社へ売却することも可能です。リース契約期間を終えると発電システムの所有権が需要家に移ります。太陽光発電システムを無料設置する仕組みとしては、ほかに、「屋根貸し」や「PPA」があります。関連記事はこちらから。