トリナ・ソーラー Vertex S 400W+がIEC認証を取得
強力な役割を担って分散型太陽光発電市場を拡大
2020.12.01

【常州(中国) 2020年11月26日PR Newswire】太陽光発電およびスマートエネルギーのトータルソリューションを提供する世界有数の企業Trina Solar Co., Ltd. (以下「トリナ・ソーラー」または「同社」)の超高出力小型モジュールのVertex S(「バーテックスS」) 400W+シリーズが、すべての信頼性試験を完了し、IEC61215、IEC61730証明を取得しました。2020年10月にVertex550W/600Wは太陽電池モジュールの性能基準に関する認証IEC61215と安全性に関する認証IEC61730を取得しましたが、今回のIEC認証取得によって、トリナ・ソーラーは超高出力モジュールで新たなマイルストーンを打ち立てました。

Vertexシリーズは、分散型住宅や商業施設の屋根上設置のための次世代高効率モジュールです。当製品は、210mm大型太陽電池セル、MBB(マルチバスバー技術)、ダメージレスカッティング技術(non-destructive cutting)、高密度実装技術などを採用、最大出力は405Wを上回り、最大変換効率は21%を超えています。市場に出回っている従来の住宅用太陽電池モジュールと比べ、Vertex Sは小型で、軽量、高出力、高効率、高発電量、柔軟な設置、周辺機器システムへの高い互換性、高い信頼性、輸送の利便性そして環境への配慮という点で優れています。幅広いモジュールデザインにより、より多くの選択肢を提供することが可能になり、住宅と商業用施設の両方のお客様の多様なニーズに対応します。計算によると、10m x 5mサイズの傾斜屋根に設置の場合、166mmのシリコンウエハを採用した6x10(60直)のPVモジュールを375枚設置したケースでは設備容量は10.125kWにとどまる一方、Vertex 405Wを設置する場合は10.935kWの設備容量を確保することができます。山東省で行われた試験結果を例にすると、0.81kWの発電容量向上により、1953KWの追加発電量となり、より利益をもたらすことができます。

Vertexシリーズは、住宅および商業・産業用途における既存の主要周辺機器、オプティマイザー、パワーコンディショナへの互換性があります。製品のサイズは1754mm x 1096mmで、重量は21kgとなります。VertexSは、既存の産業・商業施設・住宅向け汎用パワーコンディショナーに適応する電気特性を有し、また屋上設置の施工性を重視した小型・軽量化させたVertexラインアップです. Vertexシリーズで最新の製品は、シルバーフレームのDE09、ブラックフレームとブラックバックシート採用の美しい外観のE09.05、ブラックフレームのDE09.08の3種類となります。これらの製品は、様々な地域やお客様の多様なニーズにお応えします。トリナ・ソーラーは、超高出力モジュール(Vertexシリーズを含む)の世界的な需要に対応するために、2021年には同社の生産能力を50GW以上にすることを計画しています。

第三者承認機関であるテュフラインランド中国のソーラーエネルギーサービス担当のバイスプレジデントであるZou Chicheng氏は、「トリナ・ソーラーが分散型発電向けの400W+モジュールの製品化および信頼性試験に合格したことを大変うれしく思います。トリナ・ソーラーは、高出力モジュールの販売に対応できる先進的な設計や大量生産能力を備えています。おめでとうございます。トリナ・ソーラーとまた仕事をすることを楽しみにしています。」と述べました。

トリナ・ソーラーのグローバルセールス、マーケティング、製品管理部門の副社長であるHelena Li Yanは、次のように述べています。「トリナ・ソーラーのお客様は、常に製品の性能と品質の重要性を重視してきました。トリナ・ソーラーのVertex製品は、分散型発電市場のお客様ニーズと非常によく合致しています。製品発表後、トリナ・ソーラーは当製品に関する多くのお問い合わせをいただき、たくさんのお客様から購入の意向をいただきました。既存および新規両方のお客様が、Vertex製品が本格的に市場に出回るのを心待ちにしています。」

 

 

▽ トリナ・ソーラー(SH 証券コード:688599 )について 

トリナ・ソーラーは、1997 年に創立された太陽光発電およびスマートエネルギーのトータルソリューションの世界有数のプロバイダーです。同社は、太陽光発電関連製品の研究開発、製造および販売、太陽光発電所の開発、EPC 、O&M 、スマートマイクログリッド、マルチエネルギーシステムの開発および販売、ならびにエネルギークラウドプラットフォームの運営管理をおこなっています。2018 年にトリナ・ソーラーはエネルギーのIoT ブランドを立ち上げ、中国インターナショナルのトップ企業や研究機関と共同で、トリナエネルギーのIoT産業開発アライアンスを設立し、新エネルギーのIoT産業イノベーションセンターを設立しました。パートナーのみなさまと共にエネルギーのIoT のエコシステムを構築し新エネルギーのIoTの革新的な基盤作りをするために全力で取り組んでいます。2020年6月10日、トリナ・ソーラーは上海証券取引所科創板(Sci-Techイノベーションボード)でA 株を新規発行し、「スター・マーケット」という名称でも知られる上海証券取引所科創板に上場した最初の太陽光発電関連製品・システム、および、スマートエネルギーの企業となりました。詳細については、http://www.trinasolar.com/jpをご覧ください。