トリナ・ストレージ、九州における160MWhの大型蓄電池プロジェクトの契約を締結
2026.06.03
世界有数のエネルギー貯蔵製品・ソリューションプロバイダーであるトリナ・ストレージ(Trina Storage)は、九州における160MWhの超高圧蓄電プロジェクトの契約を締結したことをお知らせいたします。本プロジェクトでは、2026年中の製品納入、2027年の運転開始を予定しています。
本プロジェクトでは、トリナ・ストレージの大型蓄電池システム「Elementa 2」が採用されます。同製品は、1ユニットあたり約5MWhのシステム容量を有し、自社開発のリン酸鉄リチウム(LFP)セルを基盤としています。314Ahの大容量セルを採用することで、長時間のパフォーマンス維持と運用安定性の両立を実現しています。
■ Elementa2の日本における優位性
「Elementa 2」は、日本市場における厳しい安全基準とコンプライアンス要件を満たすよう開発されています。JIS8715-2R類焼認証を取得し、系統連系蓄電設備に求められる火災安全性やシステムの健全性に関する主要な規制要件をクリアしています。これには、延焼防止機能、システムレベルでの安全性検証、および日本の高圧系統連系基準への適合なども含まれています。
■ プロジェクトのサポート体制
本プロジェクトは、日本チームを中心に、グローバルのエンジニアリングやシステム統合チームと連携して遂行します。技術コンサルティングから、システム設計、納入調整、アフターサービスに至るまで、プロジェクトの全ライフサイクルを通じて包括的にサポートを行います。こうした体制により、日本の規制要件や系統連系手続き、プロジェクト遂行基準へのスムーズな対応を図ります。
■ トリナ・ソーラー・ジャパン株式会社 社長 李 娜(リ・ナ)のコメント
日本のエネルギー市場は、再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、特に九州のような地域において急速に変化しています。電力系統の安定性を維持するために、系統用蓄電池は不可欠な要素となりつつあります。トリナ・ストレージは、日本の規制環境や系統条件に合わせたソリューションと、地域に根差したプロジェクト遂行体制を通じて、この変革を支援しています。
以上
▽ トリナ・ストレージについて
トリナ・ストレージは、2015年に設立されたトリナ・ソーラー株式会社の事業部門であり、エネルギー貯蔵製品およびソリューション分野におけるグローバルリーダーとして、エネルギーのあり方を変革することに取り組んでいます。
当社は、顧客ニーズやさまざまな利用シーンに対応した包括的なスマート太陽光エネルギーソリューションの実現を目指し、ネットゼロ社会に向けた新しい電力システムの変革を推進しています。
垂直統合型のバッテリー技術プロバイダーとして、電池セルの研究開発(R&D)から製造、システム統合までを一貫して行う包括的な技術力を強みとしています。
当社の製品ポートフォリオは、蓄電池、蓄電キャビネット、エネルギー貯蔵用コンバーター、住宅用蓄電ソリューション、統合型インテリジェントエネルギー管理システムなど多岐にわたります。主に太陽光発電と蓄電を組み合わせた系統用プロジェクトおよび蓄電単独のアプリケーションを中心に事業を展開しており、銀行融資適格性(バンカビリティ)、コスト効率、安全性、信頼性に優れたエンドツーエンドのソリューションを提供しています。
~日本の設置環境に最適化した「Elementa 3 Flex」を日本の展示会で世界初公開~
トリナ・ストレージは、日本の設置条件に合わせたソリューション開発も継続しています。先日開催された「PV EXPO 2026」において、日本の輸送および設置上の制約を考慮して設計されたコンパクト型の系統用蓄電池システム「Elementa 3 Flex(容量:約1.56MWh)」を、トリナ・ストレージ APAC地域 エネルギー貯蔵部門統括責任者であるDr. Leo Zhaoより、世界で初めて発表しました。
「Elementa 3 Flex」は、設置面積は約5㎡、重量は約13トンで、標準的なトラック輸送が可能、さらに低騒音運転(65dB以下)を実現しており、スペースが限られた環境や郊外での導入にも適しています。